某アパレルショップ店長のゆるゆるブログ 第4話「銭湯」の巻
私は冬の銭湯が大好きだ。
今夜もさび付いた自転車をギコギコと走らせ近所の銭湯へ向かう。
10分後、無事到着。
体はいい感じに冷え込んでいる。
回数券を受付で渡し脱衣所へ向かう。
暖簾を潜るとほんのりと湯の香りがしてきた。
着ていた衣服を丁寧にたたみ、全裸になった私はおもむろに男湯のとびらを開けた。
暖かい湯気がやさしく体を包む、この瞬間がたまらない。
まずはかけ湯をしっかりと浴び頭と体を洗い身を清める。
最低限のエチケットだ。
リンスをしている最中ローテーションを決める。
よし、今日はサウナから攻めてみよう。
サウナ室に入り適当に座る、しばらくすると滝のような汗が出てきた。
THE デトックス。
体の悪いものが全て汗となって流れ出るこの感じ、たまらなく好き。
しばらく暑さと格闘し次は水風呂だ。
かけ湯で汗を流し水風呂へ直行、思い切って肩まで浸かる。
ここの銭湯、水風呂はややぬるめで初心者向け。
火照った体を適度に冷やしてくれる。
ある程度水風呂を楽しんだら次は休憩。
このインターバルが大切。
快楽を求めサウナ、水風呂の連続は心臓への負荷が大きくよろしくない。
サウナ、水風呂、そして休憩。
このサイクルをバランスよく取れれば君もおじさんの仲間入りだ。
その後は大浴場で全身を温め本日の銭湯は終了。
気分爽快で家路につく。
途中寂れた焼き鳥屋でつくねとハツと鳥皮を2本ずつ購入した。
キンキンに冷えたビールが私の帰りを待っている。