某アパレルショップ店長のゆるゆるブログ 第9話「冬のボーナス」の巻
この時期のお楽しみは冬のボーナスだろう。
一般社団法人労務行政研究所によると
今年の冬のボーナスの平均は74万7808円。
去年より0・1%ほど減少しているようだがそれでもうらやましい限りだ。
私は現在一部上場企業の店長役職として10年以上勤務しているのだが
はっきり言おう、
冬のボーナス支給額は5万だった。
ちなみに去年も5万だ。
夏(正式には4月)は27万、冬は5万。
年収は350万~370万で落ち着きそうだ。
自分で書いててなんだが、相当やばい。
確かにアパレル不況と言われ久しいが一部上場企業でこの年収は相当厳しい。
会社の業績不振には訳がある。
私が思うにスタッフのモチベーションの低下がその大きな原因だ。
会社はお客様満足度を上げたいようだが
その前に従業員満足度を少しでも上げていただく努力をしていただきたい。
実際雇用の問題も起きている。
どこの店舗も深刻な人手不足だ。
人が少ないと休みの取れない。
安い賃金、取れない休み、ノルマに毎日追われ当然モチベーションは下がる一方だ。
このままこの会社にいても大丈夫だろうか?
そんな不安を抱えながら毎日勤務している。
「スーツで日本を元気にする」前にまず
従業員を元気にしてしていただく事を切に願う。